使える知識を問われた
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトを受けるためにいろいろ勉強したのだが、実際に使う際に理解しておかなければならないことがかなり多かったので、ポツポツ取り上げてみる。
AWS Certified Solutions Architect – Associate 認定
「AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」試験は、ソリューションアーキテクトの方を対象としており、AWS 上でセキュアかつ堅牢なアプリケーションを設計および展開する方法についての理解度を評価するものです。
可用性といえばELB
実際にシステムを動かす上で避けて通れないのが、可用性の問題だ。MTBFとかMTTRとかで、情報処理技術者試験ではおなじみのはず。
「複数台動かせば、故障するタイミングはずれるよね」ということで、処理を行うbackendインスタンスを複数用意して、ロードバランサー(ELB)で適当に振り分けるのがAWSでの構築方法。「振り分ける」というのがポイントで、
- 故障したインスタンスの対応(再起動させたり)は行わない。振り分けない(トラフィックを流さない)だけ。
- 処理できるかどうかの監視は行う。対象がWebの場合、HTTP Status 3xxは処理をよそに押し付けることだから、故障していないとは言い切れないのでトラフィックは止める。
という動きになる。負荷が高くなったからインスタンスを増やすとか、再起動させるとかはAutoScalingの役目。
ELBはリージョンは越えない
ELBが制御するのは、自分のリージョンのトラフィックだけ。なので、他のリージョンにトラフィックを振り分けるにはRoute 53を使う。
- 複数のリージョンをまたがって実現する時のサービス
- リージョン内のアベイラビリティゾーンをまたがって実現する時のサービス
と、分けて考える必要がある。
一時情報源にあたろう
ここまで、個人の理解を元に書いてきたので、内容については保証できない。必ず、公式の資料を確認すること。
Elastic Load Balancing(複数のターゲットにわたる着信トラフィックの分配)| AWS
Elastic Load Balancing は、アプリケーションへのトラフィックを複数のターゲット (Amazon EC2 インスタンス、コンテナ、IP アドレスなど) に自動的に分散するロードバランサーです。3 種類のロードバランサーについてご紹介します。
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