新しいSMS
5/9にリリースされる、+メッセージ。国内の主要3キャリアが足並み揃えて発表というのはちょっと驚いたが、この手のサービスは相手が多くいないと使えないから当然か。どんなサービスかは出てのお楽しみ。と思ったが、どんな内容が発表されているのか、ちょっと拾い集めてみる。
なお、お約束ではあるが、本記事は個人の見解であり、所属する組織の見解ではない。また、内容に正確性が欠けるものであることを断っておく。また、プライバシーポリシーも確認のこと。

+メッセージの特徴
- 電話番号だけで送れる
- SMSだったら当然でしょう。
- 写真も動画もスタンプも送れる
- どのくらいの大きさまで送れるのかな?
- グループでやりとりできる
- グループには何人まで入るの?






ドコモの説明の注にはspモード契約が必要、auの説明の注にはパケット通信料定額サービスのご加入を推奨とある。乱暴な言い方をすれば、ログインIDが電話番号になっているチャットアプリといった感じか。
RCSと違うの?
ハングアウトからSMSの機能を削り、AndroidメッセージでRCSに対応させたGoogle。
そもそもRCSって何かというと、ウィキペディアを参照。Rich Communication Services – Wikipedia。ちゃんと+メッセージの説明もある。
+メッセージの説明にRCS準拠とあるが、準拠って曲者。日本国内、3キャリアだけでMVNOは(現時点では)未サポートというのは、何か独自仕様があるのではないかと勘ぐってしまう。まぁ、電話番号で認証するとか、最後に認証した端末を把握しておく必要があるとか、それなりに仕掛けを用意する必要がありそうだから、体力がないと無理そうだけど。



アプリをインストールしてもらわないと、競争のスタートラインに立てない
どんな機能があるのかも気になるが、ユーザにどのくらい浸透するかも注目。土管屋から脱出したいキャリアが、アプリでどのくらい存在感を示せるのだろうか。
これからキャリアが販売するスマホには、プレインストールされるだろうが、問題はすでにスマホを使っているユーザ。多くはLINEやiMessageを使っているだろうから、わざわざ新たに+メッセージのアプリを入れる動機が果たしてあるだろうか?
一方、東京オリンピックの時は、海外からのローミングでRCSをサポートする必要があるだろう。とすると、今回はRCSの運用実験という面もあるのではないか。
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