RCSは5Gでなくても使える | memoTech

RCSは5Gでなくても使える

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進化したSMSとも言われるRCS。5Gの話の時によく聞くような気がするのだが、自分がSMSを気にしているせいだからだろうか?
ここ数日、メッセージング関係では遅れていたGoogleが普及に乗り出したというニュースが賑わっている。

グーグル、「Android」のメッセージアプリを米国でもRCS対応に
グーグルは米国時間11月14日、「Android」デバイス上でのテキストメッセージが大幅に改善されようとしていることを示した。

RCSとは何者?

一年前よりは見かけるようになった気がするRCS。

Rich Communication Services(リッチコミュニケーションサービス、RCS)とは、音声通話やショートメッセージサービスなどを代替することを目的とした高機能なサービス、あるいはそれを実現する規格である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Rich_Communication_Services

SMSの代替。
既読通知のあるSMSとか、チャットとか、ボイスメッセージとか、位置情報共有とか。
そういわれても、iMessageやLINEといったアプリで実現できていて、目新しさは感じられないんだけどな。

+メッセージ(プラスメッセージ)は4Gで使えている

RCSに準拠しているという+メッセージは、2018/5/9 リリースだった。

3キャリアで足並み揃えてリリースして対象ユーザーを多くしようとしたけれども、MVNOは対象ではないので格安SIMを使っているユーザーは取り込めていない。
また、このときはC2C(ユーザー間)での利用ということだったけど、B2C(企業からユーザーへ発信する)はどうなっているのだろう?活用しているって声を聞かないのは自分がMVNOを使っているからなのだろうか?

RCSとGSMA

そもそもGSMAとは?WikiPediaをみると

GSMアソシエーション(英: GSM Association)は、GSM方式の携帯電話システムを採用している移動体通信事業者や関連企業からなる業界団体である。

https://tinyurl.com/trz7lmq

ということで、携帯のキャリアや端末メーカ、ソフトウェア企業など、携帯に関連する企業の多くが加盟している業界団体なのだそうだ。

GSMA - Representing the worldwide mobile communications industry
Representing the interests of mobile operators worldwide, uniting over 750 operators with near 400 companies in the broader mobile ecosystem

RCSはこの団体が行っている。

RCS - Future Networks
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RCSで何ができるか、どんな使い方ができるか、デモも用意されている。

RCS Demos & Use Cases - Future Networks
Discover the potential of RCS by learning more about the services that operators and technology partners have helped develop.

MWC(Mobile World Congress)で実演した時のビデオもある。

そして、RCSに関するイベントが東京で行われる。

Future Networks RCSビジネス・メッセージング アウェアネス・ラボ - 日本国、東京都 - Future Networks
日付:2019年12月5日(木) 会場:ザ・ペニンシュラ東京 | 日本国、東京都 The Future Networks Programmeは、第29回GSMA RCSビジネス・メッセージング・ラボを日本国・東京都で開催します。 GSMA RCSビジネス・メッセージング・ラボにご参加いただくことで、ビジネス・メッセージ...

詳しいことは書かれていないのだが、日本の3キャリアもスピーカーとしてリストされている。日本の状況についても何らかの発表があるのではないかと期待。

通信キャリア vs Google

GoogleはRCSに乗り気だが、通信キャリアはそれほどでもないようだ。

SMSから次世代メッセージサーヴィスに移行したいグーグルと、腰が重い通信キャリアとの攻防が始まった
携帯電話で使われるテキストメッセージ(SMS)に代わる次世代のシステムとして、グーグルが「RCS(リッチコミュニケーションサーヴィス)」の普及に動きだしている。英仏ではAndroidスマートフォンの「メッセージ」アプリにRCS準拠のサーヴィスも追加されたが、多額の設備投資を前に腰が重い通信キャリアとの連携が今後の課題に...

でも本気なので、通信キャリア抜きでやってしまうと。

Google、米国でもキャリアに関係なく次世代メッセージサービス「RCS」が利用可能に - Engadget 日本版
Googleは、SMSやMMSに代わる次世代メッセージサービスRCS(Rich Communication Service)に力を入れていますが、米国内でも広く普及させる準備が整ったようです。Gogoleは、キャリアに関わらず、年内には米国内で広範囲でRCSの利用が可能になると発表しました。

日本ではどうだろうか?+メッセージをやっていない楽天モバイルやMVNO各社はGoogleの出方を見守っているのだろう。
では、やっている3キャリアは?
上記イベントで何らかの発表があっても不思議ではないので、注目している。

RCS vs 既存のコミュニケーションアプリ

RCSを迎え撃つ?iMessageやLINEはどうだろう?
企業から送信するB2Cでの使い方だと、そもそも顧客(C)の連絡先アドレスを獲得するのが難しい。「サービス受けるためにお店のLINEアカウントとお友達になったけど、後はブロック」なんて話も聞くので、獲得できたとしても「届くアドレス」ではないことも多そうだ。 この点では携帯番号で送れるRCSが有利だ 。
だが、iPhoneはRCSに対応していない。日本ではiPhoneユーザーが多いと言われており、シンプルに文字を送るSMSであればiMessageがサポートしているものの、RCSのセールスポイントとなっている既読表示やリッチコンテンツのサポートはしていない。

RCSの利用シーンはまだ模索段階

実はSMS最強という話も。ただ、5Gでの低遅延、高速・大容量、多数同時接続という特徴を生かしたコンテンツ(利用シーン)が出てきていないことと同じく、RCSも画期的な利用シーンがまだ見えてきていないのだろう。
RCSというインフラは整いつつあるので、どんな使い方(サービス)が出てくるか、楽しみだ。

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